現在、女性が一番多くかかるがんが「乳がん」です。しかし、乳がん検診の受診率は少しずつ増加傾向にあるものの、未だ50％にも満たないのが現状です。日本人の5～8割の方が高濃度乳腺でいらっしゃり、マンモグラフィ検査で乳房が白く映る部分が多いため、同じく白く映し出される乳がんが見つけにくいということがあります。マンモグラフィにも乳腺エコーにもそれぞれ得意な部分と不得意な部分があるため、2つの検査を併用することで、乳がん発見の精度をあげることができるので、積極的に受診していただきたいと思っております。