地域公開講座

開催終了

2017年08月26日(土) 西東京中央総合病院

講座名 脳卒中 ~脳卒中を防ぐにはどうすれば良いか~
開催日 2017年08月26日 14:00~15:00
講師 脳神経外科 部長 中村達也
開催場所 西東京中央総合病院 管理棟3階 会議室
主 催 西東京中央総合病院
定 員 60
事前申し込み 不要
掲載ページ http://www.nishitokyo-chuobyoin.jp/news/826.html
ポスター

脳卒中は、がん、心臓病に次いで日本における死因の第三位となっています。
脳卒中とはどのような病気なのでしょうか。脳卒中は『血管が詰まる:①脳梗塞』、『血管が破れる:②脳出血、③くも膜下出血』の3種類あります。脳卒中にかかった方の大部分は脳梗塞が占めています。
①脳梗塞は血管が詰まることで、その先の脳細胞に血流がいきわたらなくなり、酸素や栄養分を送ることができず、障害が生じる病態のことです。
脳梗塞の中でも1.ラクナ梗塞、2.アテローム血栓性梗塞、3.心原性脳寒栓症の3種類に分類されます。
②脳出血は脳の中の血管が破れて、脳のなかに出血が起こることをいい、③くも膜下出血は血管の分岐部にできた瘤(こぶ)が破れ、脳と脳を守るくも膜の隙間に出血が起こることをいいます。
血管が詰まる、血管が破れることで起こる脳卒中ですが、実際にかかってしまった場合どのような治療があるのでしょうか。
脳卒中の治療としては脳梗塞の場合『血栓を溶かす点滴治療』、脳出血場合『点滴治療、または開頭血腫除去術』、くも膜下出血の場合『手術(開頭または血管内手術)』を行います。万が一、後遺症が出てしまった場合はリハビリテーション、筋力訓練を行います。ただし、神経細胞は再生しない(約6ヶ月で回復は止まる)ため、後遺症が残りやすく、杖や装具、車椅子、介護が必要な場合もあります。それぞれ脳卒中への治療方法はありますが、やはり起こる前に予防することが重要となります。また脳卒中への危険因子についても考える必要があります。
脳卒中の危険因子は『高血圧』『糖尿病』『脂質異常症』『不整脈(心房細胞)』『喫煙』『そのほか:男性、高齢者、肥満、過度の飲酒、運動不足など』があげられます。
脳卒中を予防する=危険因子を改善するためには生活習慣を修正していくことが必要だと考えられます。
生活習慣の修正=減塩。食塩以外の栄養素、野菜、果実の積極的摂取。コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える。減量。運動。節酒。禁煙。
脳卒中から自分を守る為にも普段の生活習慣を見直し、良くない部分を少しずつ変えてみてはいかがでしょうか。

脳卒中へご心配がある方は当院の脳神経外科を受診するまたは当院で行っている脳ドックなどを受けてみるのも脳卒中への予防対策となります。一度受けてみてはいかがでしょうか。