第35回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会にて、「人工呼吸器関連肺炎におけるフィジカルアセスメントの検討」という演題で発表を行いました。
当院では約9割の患者様が人工呼吸器を装着しており、筋萎縮性側索硬化症や多系統萎縮症などの難病により長期臥床状態となり、人工呼吸器関連肺炎を多く発症している現状です。人工呼吸器関連肺炎を発症する際に、血液ガスデータや胸部レントゲン画像はもちろん、リハビリ介入を行う中でバイタルサインや聴診、人工呼吸器数値、吸引時の痰の性状などの変化を日本環境感染学会 JHAISのサーベイランスに沿って評価を行った結果をまとめました。
普段介入している中で、「少しでも‘‘変化‘‘に気付けることが人工呼吸器関連肺炎の早期発見になるのでは」と考え、過去のカルテをもとにデータを整理しました。

会場が新潟で当院からは発表者、聴講者は、私を含め5名が学会に参加し、前泊して学会当日を迎えました。学会という緊迫した会場の雰囲気に飲まれ、普段にも増して緊張しましたが、同僚の先生方の応援もあり、発表を無事終えることができました。また用意したハンドアウトもなくなり、少しでも多くの方が今回の発表に興味をもっていただいたことが大変嬉しく思い、改めて発表できてよかったという達成感を感じることができました。
発表以外でも著名な先生の講演などを聴講、そして呼吸関連の最新機器の体験など、普段なかなか学んだり触れられないような体験を交え、知識として吸収することができた有意義な時間となりました。また来年度も呼吸リハビリテーションの知見を深めるために、参加できたらと思っています。
文責:狭山神経内科病院 加藤由季













