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【佐々総合病院】第63回全日本病院学会での演題発表

令和4年10月1日~2日に開催された第63回全日本病院学会に参加するために静岡県浜松市に在るアクトシティ浜松に行ってきました。

当院リハビリテーション科では令和3年より導入している体組成計InBody S10(インボディ・ジャパン社製)を用いて研究に励んでおります。

研究に取り組んでいる背景として、2025年問題を迎える中で、加齢とともに骨粗鬆症性椎体骨折の発生が増加し、これがもとでADLが低下する患者様が増加し続けていると報告もされております。

 

当院でも脊椎圧迫骨折を受傷された患者様が多く入院されており、今後のリハビリテーションプログラムを構築していく上で、傾向を調査するためにInBody S10を用いて脊椎圧迫骨折を受傷された患者様を対象とした「退院時の歩行能力」と「筋肉量」の関係を明らかにすることを目的に整形外科石田部長の協力の下研究を行っております。

私たちが調べた限りでは上記の内容に類似した先行研究は散見されず、サンプル数が不十分ながらも、今回参加した全日本病院学会で演題発表をさせていただきました。

科内全体でのプレ発表後に、発表練習を重ねました。リハ科皆の協力に感謝です。

全日本病院学会は、名の通り全国の病院関係者が参加される歴史ある学会です。近年流行している新型コロナウィルスに対する各病院・施設での経験や取り組みを多く発表されておりました。その中で、発表することができ、発表後には今後の研究に向けて有益であるご意見をいただきました。大変貴重な経験をさせていただけましたことに感謝申し上げます。

文責:佐々総合病院 リハビリテーション科 理学療法士 小野瀬 直樹

 

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