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【北総白井病院】小児リハビリテーションの取り組み

当院では、肢体不自由児や染色体異常、発達障害、吃音、構音障害などのお子さんを対象にPT・OT・STで小児リハビリを実施しています。

 

お子さんの好きな遊びを通して、成長に合わせたプログラムを実施し、発達を促すお手伝いをしています。

具体的には、お子さんやご両親・支援者が感じている困り感(身辺処理の苦手さ、巧緻動作の苦手さ、人とのやりとりの苦手さ、発音の苦手さ、読み書きの苦手さなど)に対して、一緒に支援を検討しています。

自分の身体を動かす、道具を操作する、人の話を聞くなど、日常生活を送る時に私たちは、常に様々な感覚情報を脳が無意識に調整をしています。感覚情報の調整は人によってそれぞれ得意・不得意があります。ご相談に対して、感覚統合療法の考え方を用いながら、評価し支援を提供しています。

また、成長に合わせて装具や車椅子を義肢装具士と検討したり、実際に学校に訪問し、先生や学校で勤務している看護師さんとやりとりを行い、日常生活の支援をチームで連携し考える取り組みを行っています。

 

文責:北総白井病院 リハビリテーション科 中村琴美

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