仲間を知る

スタッフの声を知る

中堅スタッフの声 (5~10年)

理学療法士

大田池上病院 理学療法士
澁谷 勇佑(2015年入職)

私は3年制専門学校を卒業し、大田池上病院へ入職しました。入職を決意したきっかけは、とにかく当院が僕を必要としてくれたこと、その上教育体制が充実しており当院・TMGの手厚いサポートに安心感を持つことができたため入職に至りました。
入職後、教育担当の先輩が弟のように可愛がってくれたことを今でも鮮明に憶えており私にとっては良い思い出です。

今では後輩を指導・育成する立場となり、患者様・ご家族様から信頼される存在になってほしいと願い、日々取組んでおります。また、様々な患者様の個性や価値観に向き合うことで経験や知識を蓄え人間としても成長できるよう私自身も研鑽しております。

学生の頃に「臨床に出てからが勉強の日々」と、先生に言われたことが理解できました。学生の皆さんは「大変そう」「勉強ばっかり」と思うかもしれませんが、中々面白い仕事ですよ。自分の技術が発揮できて、患者様が治る過程が目に見えてわかる。患者様からは「ありがとう」と感謝される。その一言が喜びとなり明日からの活力となっています。

是非、一緒に楽しく働きましょう!

作業療法士

TMGでは急性期、回復期、維持期の病院や施設が数多くあります。年間を通して研修会やイベントがある為、私自身が勤める病院以外の方と関わることができます。回復期で担当する患者様がどのようなところから来て、退院後の生活でどのような支援を受けられるのかイメージしやすいです。
これはグループとしてのメリットだと考えています。

新座病院 作業療法士
鈴木早紀(2014年 入職)

1人の患者様を点ではなく線で見つめることができるので、より深い繋がりを持つことができます。そのことで患者様の「不安」や「病気と共に生きる」気持ちに寄り添う覚悟を私も持つことができます。先輩後輩に関わらずたくさんの人と意見交換をし、お互いに考えの幅をひろげられるよう常に意識しています。後輩の皆さんには、患者様の大事にしている作業や必要な作業が、様々な方法で再び獲得できるように一緒に考えています。たくさん悩む毎日ですが、日々充実し楽しく過ごせています。

言語聴覚士

佐々総合病院 言語聴覚士
幅屋和佳子(2014年 入職)

大学卒業後、メーカーに就職。商品企画に従事し、頭の中で考えたものが商品化することに喜びを感じていました。しかし、父の闘病をきっかけに、病気の人やそのご家族を支援する仕事に就きたいと、十数年の社会人生活にピリオドを打ち、STを目指す決意をしました。前職では周囲に誰かがいて、思いついたことを発信し、そこから商品が生まれることもありました。STは、患者さんと向き合うときには1対1。とても孤独な仕事だと最初は感じていました。

しかし、徐々にリハビリテーション科内はもちろん医師や看護師、社会福祉士(MSW)、栄養士等とのやりとりが広がっていくと、各々の専門性を活かしつつ相互に連携を図りながら患者様を支援していくものなのだと知り、まさにリハビリテーションはチームワークだと実感できるようになりました。チームの一員としてSTの役割を遂行するために、外部の勉強会に積極的に参加をし、専門的な知識を深めるよう努力をするモチベーションの一つとなっています。
患者様やそのご家族からかけていただく言葉も、働く上で大きなモチベーションとなっています。ある時、入院されていた患者様の奥様から「あなたがアメを口元にもっていくと、口を開けて一生懸命口を動かしていたわよね。嬉しそうだったわ。ありがとうございました。」と声を掛けていただいたことがあります。振り返ると、患者様やご家族から毎日何回の「ありがとう」の言葉をいただいていることでしょうか。急性期病院ということもあり、患者さんのバイタルサインや体調の変化に気を付けながら介入するため、緊張の日々を過ごしています。しかし、患者様の「ありがとう」や、患者様の頑張り、機能改善がパワーとなりSTとして経験を積むことができています。入職して間もない頃、先輩から教えていただいた『患者さんから学ばせていただいているのですよ』という言葉を心に留め、6年目になった現在も、常に感謝の気持ちをもって仕事に臨んでいます。この4月には私が入職して以来初の新人STを迎えました。後輩が悩みながら奮闘している姿に初心を思い出し、後輩の成長を励みにますますSTの仕事にやりがいを感じている毎日です。

*リハビリでは、患者様の病態に直接アプローチするわけではなく、障害に対して機能改善を目指して介入しているため、私としては改善ということばぴったりくるため、あえて改善という言葉を使用しております。

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