後期臨床研修への取り組み
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ご挨拶
 
 

戸田中央医科グループ
会長 中村 隆俊

医学の進歩は人類にとって非常に大きな恩恵をもたらしました。その結果、医療の分野はさらなる広がりを見せ、社会的ニーズは多様化し、医師に求められるのは専門的知識や技術の力ばかりではなく優れた洞察力や表現力をもち、「ハート」のある、つまり「人間的に魅力ある医師」の人材育成が急速に高まっています。

このプログラムは、1都4県に約40施設(5,085床)を有する戸田中央医科グループ(TMG)のなかで、特に地域と密着した急性期・中核病院の6病院が参画いたします。ここで働く優秀な「人間的に魅力のある医師」たちと出会い、その下で臨床教育を受けることは、医師としての人間性を涵養するうえでも大いにプラスになり、また医師という職務を全うすることを揺るぎないものにするのに、必ずや役に立つことと存じます。さらに現場だからこそ学べる地域密着医療の重要性なども学ぶことができるでしょう。

皆様はかつて医師になるために少なくとも2度の大きな達成感を経験されました。まず医学部に合格、そして医師免許に合格、どちらも「医師になる」という強い信念で夢を実現されてこられました。晴れて医師となり、「さあこれから社会に貢献する」というとき、医師として次なる達成感は何か。それは「使命感」です。皆様の手によって、人の尊い生命を救うことがこれからの達成感につながります。

普通の人が、人に対して、針を打つ、メスを入れるという行為をしたなら、それは傷害罪で問題になりますが、医師だけは唯一許されている行為なのです。限られたこの天職に「使命感」を持って、全うしていただきたいと期待してやみません。

 
 
 

戸田中央医科グループ 
副会長  中村 毅

戸田中央医科グループ(TMG)では、これまでもその重要課題の一つとして臨床研修医の育成に取り組んでまいりましたが、このたび後期臨床研修プログラムならびに専門医研修プログラムが正式にスタートする運びとなりました。

2年間の初期研修を終えた若手医師たちがさらなるステップアップをはかり、日々刻々と高度専門化が進む医療の知識と技術を習得する場を提供することは、私が院長を務める戸田中央総合病院のような臨床研修指定病院の責務であり、また同時に、当院でもそうした場での研鑽を積んだ人材を求めています。幸いにして、TMGでは6つの病院が協同して20の専門領域で研修プログラムを提供する体制を整えることができました。

今後は是非、多くの臨床研修医にこのプログラムを活用していただき、新しい時代の医療を担う医師たちが、私たちの病院・グループから羽ばたいていくことを願っております。

 
 
 

戸田中央医科グループ 副会長
医療法人 柏堤会(財団)
理事長 横川 秀男

日進月歩の医療界において、私たち医師は常に世の中の期待に応えられる様な力を備えるべく努力する事が必要です。

卒後2年間の初期臨床研修を終え、認定医、専門医を目指す場合、いかに多くの症例を経験して学び、実力をつける事ができるかが、後期臨床研修医療機関を選ぶ際の大きなポイントでしょう。TMGでは臨床研修指定病院をはじめとするグループ内各病院において、若手医師の育成に努めて参りましたが、この度、後期臨床研修プログラムが正式にスタートいたしました。

すべての病院で温かく情熱あふれる指導医と優秀なスタッフが、意欲的な若手医師の期待に応えるべく誠意を持って指導に取り組んで参ります。そして各病院とも地域におけるゆるぎない信頼に基づく豊富な症例を有し、病院同士が各々の特徴を活かして支えあっているので、互いに交流して研修する事が可能です。将来にむけた確かな実力を身につけるための充実した研修を提供できるものと確信しております。

 
 
 

戸田中央総合病院
副院長 石丸 新

2004年度に導入された新臨床研修制度はいよいよ後期研修へと移行してゆく時期を迎えました。2年間の初期研修によって身につけた知識技術を基にして、さらに認定医・専門医あるいは家庭医へと着実にステップアップしてゆく若き医師達を、戸田中央医科グループ(TMG)はその総力を挙げてサポートすべく、ここに「TMG臨床研修センター」を開設いたしました。

当グループを構成する教育指定病院9施設が有する総病床数は2000床余で、一日外来患者数は約6000名にのぼります。これらの豊富な医療実績を背景として策定された臨床研修プログラムは、研修センターによって統括されシステム化されることで極めて柔軟性の高いものとなっています。

TMGは、充実した医療環境においてこそ実践できる幅広い施設横断的な指導を軸とした後期研修カリキュラムにより、診療能力の質的醸成ばかりでなく、医療者としての人格形成をも視野にいれた全人的教育の達成に邁進いたします。

 
 
 

戸田中央総合病院
院長 原田 容治

初期臨床研修制度が開始されて以来、初期研修修了後の研修システムの構築が求められており、特に臨床研修病院では後期臨床研修プログラムの作成が必要とされています。我々、戸田中央医科グループでも後期臨床研修プログラムを検討してきましたが、ようやく完成させることができました。戸田中央総合病院では、内科系については消化器内科、循環器内科、神経内科、腎内科は当院で、その他については大学等との連携で専門医を取得することが可能です。

また、まずは内科認定医を目指し、その後に進路を決定する医師のために、内科認定医取得コースも立ち上げております。これは、一般内科(総合内科、呼吸器内科、血液内科)、消化器内科、循環器内科、神経内科、腎内科を1年間で研修するコースです。このように、後期臨床研修は対象となる医師のニーズに対応できるようなプログラムを作成しました。

また、戸田中央総合病院だけでなく、多くのグループ病院においても、特徴を生かした後期臨床研修プログラムを構築しております。是非、初期臨床研修を修了された多くの医師に参考にしていただき、積極的に後期研修に参加いただきたく考えております。

 
 
 
 
 
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