トピック
内科医師 倉林 幹雄
人に感染症を起こす病原体には、主に真菌(かび)、細菌、ウイルス等があります。 一般にウイルスは真菌や細菌に比べ小さく、真菌に効く抗真菌剤や細菌に効く抗生物質は、かぜのウイルスやその他のウイルス感染には無効です。真菌や細菌は生き物で培地等にて増殖させることが出来、また生きた細胞は必要としませんが、ウイルスは生物でない病原体で、生きた細胞が必要でその細胞の中でのみ増殖します。遺伝子操作にて大腸菌等の細菌に遺伝子を組み込ませて増殖させる方法もとられていますが一般には標的とするある一定の細胞内(植物や動物さらに気管支上皮や肝臓の細胞など)でのみ増殖する特徴を持っています。(植物特有のウイルスや、豚や牛の口蹄疫ウイルスやチンパンジーや人の肝細胞内で増殖する肝炎ウイルスなど) 最近はいくつかのウイルスに対しては抗ウイルス剤も開発され始めていますが細胞内で増殖するという特徴のためかウイルスだけにダメージを与える事が難しく副作用の面からも抗ウイルス剤としての効果に制限がかかるため抗ウイルス剤の開発は困難です。そのため、ワクチンによる免疫活性がウイルス感染に対する主な治療法です。(インフルエンザワクチンや日本脳炎ワクチンなど。) ちなみにB型肝炎のワクチンは製造されていますがC型肝炎のワクチンはまだです。
医事課 森川 稔之
高額療養費制度とは、長期入院や治療が長引く場合などで、1カ月の医療費の自己負担が高額となった場合に、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される制度です。(原則、申請することにより払い戻しされます。)ただし、差額ベッド代や、食事療養費・入院生活療養費などの自己負担額は対象になりません。 また、1カ月とは1日から末日までのことで、自己負担額とはレセプトごとに計算され、通院時と入院時に支払った費用なども、別々に限度額を超えている必要があります。
高額療養費制度の申請の流れ
高額療養費制度の申請
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