ばね指とは、指を曲げる指屈筋腱と、そのトンネルの役割をしている腱鞘 の間で炎症が起こり、何らかの理由で指屈節腱が腫瘤状に肥大します。
初期の症状は指の付け根の痛み、腱鞘 の肥大・熱感が生じます。これを腱鞘炎と呼びます。進行すると、腱鞘 の入口部で指屈筋腱がひっかかり、ばね現象が生じます。これがばね指です。重度になると、指の完全屈曲、あるいは完全伸展ができなくなります。
発症
・ 中年の女性に多い
・ 母指、中指、環指(薬指)の順に多い
・ 妊娠時、産後や更年期に多い
・ 日中変化があり、朝方のほうが変化が強い
・ 手を使用する仕事をしている人に多い
治療
軽い症状の場合は保存治療が有効なことがあります。しかし、指の屈伸にてばね現象が強い場合は手術療法を勧めます。
保存療法
@手の過使用を控えて、安静にします。
A腱鞘内に局所麻酔とステロイド剤を細い針で注射し、炎症を押さえます。
手術療法
局所麻酔にて行います。
皮膚を2cm程度切り、腱鞘を切開します。手術時間は10〜15分程度です。
術後より、指はスムーズに動くようになるので痛みが許す範囲で動かしてもらいます。
