| この広報誌は、田園調布中央病院と患者さまが一体となって、病気やけがと闘うために
少しでもお役に立てるよう、スタッフ一同が心をこめて皆さまへお送りする情報誌です。 |
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トピック
麻酔科部長 横山 俊郎
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手術の前に患者様とお話しすると、「以前手術したときは、手術室に入ったのも分からなかった。」とか、「麻酔はこの部屋(病室)でするんだろ?」とおっしゃる方がいます。これは麻酔前投薬といわれ、手術室入室30分前に筋肉注射されることが一般的でした。麻酔前投薬は患者様の不安の解消やさまざまな目的のために、いくつかの薬剤を組み合わせて投与されます。
(1)硫酸アトロピン
全身麻酔のときに有害である副交感神経の作用(脈が遅くなる、唾液が出る、胃腸が亢進する)を抑える薬です。唾液が出難くなり口が渇いたり、動悸がしたり、目の焦点が合いにくくなったりすることがあります。
(2)ヒスタミンH2拮抗薬(きっこうやく)
胃酸の分泌を抑える薬です。
全身麻酔のときに胃液が逆流すると重症肺炎になることがあるために、その予防のために使用します。
このグループの薬は肝臓の薬物代謝酵素を阻害し、肝血流を減少させ肝機能障害をおこすことがあります。
(3)抗不安薬
患者様の緊張を軽減するために使用します。ベンゾジアゼピン(ドルミカム、セルシンなど)、ヒドロキシジン(抗ヒスタミン薬)などがあります。
(4)鎮痛薬(麻薬を含む)
全身麻酔の時の血圧の安定や、術後の痛み止めを目的として使用します。ペンタゾシン、モルヒネなどがあります。
これらの薬も効これらの薬は効果には個人差が大きく、術後に鎮痛効果がない場合や、反対に麻酔からの覚醒遅延や呼吸抑制をおこす場合があります。
さて、麻酔前投薬は誰のためのものでしょう。不安の除去などは患者様のご希望があるかもしれませんが、副交感神経の抑制や胃酸の分泌抑制は治療しやすいからといった医療者側の理由によるものです。
また、筋肉注射といった医療行為は合併症を伴う危険があります。薬には副作用があります。薬の種類や量の間違いなど医療過誤をおこす可能性もあります。
当院では、麻酔前投与を行っておりません。患者様には歩いて手術室に入室していただいております。患者様本人に直接手術内容(左右確認)をしていただいてから麻酔を開始するためです。
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トピック
保守管理課係長 肥後 善博
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私の祖父は消防官でした。最初は警察官になろうと思ったそうですが、犯人を逮捕して一方からは感謝されても犯人側からは逆恨みされるだろうなと思いそれならと、誰からも喜ばれる消防官になろうと決めたそうです。
私もなにかの縁で病院の防災管理者をやらせていただいていますが、いつも思っていることは「一人では何もできない」ということです。いくら、火災に注意しましょう、避難口に物を置かないで下さいなどと言っても、そこで働く人、住居であればそこに住んでいる家族の一人ひとりが注意し、気配りをしていかなければ、火災は発生し、尊い命が奪われてしまいます。毎日見ているテレビニュースから流れる火事や事件の映像は他人事ではありません。
私は子供のころ住んでいる家の真向かいの工場から火災が発生し夜であったため寝ていて気がつかず消防官に抱えられて避難したことがあります。その後も、裏の大きな工場から火が出て全焼し夏の夜空を真っ赤に染めて燃える炎の怖さに震えたことを今でも思い出します。
火事や大地震に遭遇する人はどれくらいいるのでしょうか。これから、ますます寒くなり空気が乾燥し火災が発生しやすい季節になってきます。決して他人事だと思わず自分の半径3m以内に危険な箇所はないか見て下さい。一人ひとりが半径3mを見るだけで火災や事故は減ってきます。今日から実行してみましょう。病気もそうですが、なってから治すのではなく予防することに時間をかけた方が良いに決まっています。食後の歯磨きを面倒がり虫歯になって歯医者で何時間も待たされるという経験をした方は沢山いると思います。
防災も同じで毎日ちょっと気をつけることで火災から身を守ることができます。ついついしてしまうタコ足配線、天ぷらの途中でコンロから離れる、電気ストーブやコタツを付けっぱなしにしての外出、ちょっとだけだから・・・と油断していませんか?
火事は油断が大好きです。皆さんのなかに防災訓練に参加したことのある方はいらっしゃいますか?職場や自治会などの訓練も大切ですが私は楽しく訓練やいろいろな体験ができる防災館をおすすめします。
池袋と立川にありますが、私が以前行った池袋の防災館で煙の中を避難した体験をお話しします。煙(無害)が訓練用に作った部屋、廊下に充満している中をグループで姿勢を低くしながら避難するわけですが、どういう訳か私だけ途中から方向が分からなくなり入り口に戻ってしまい「実際の火事なら死亡してますね」と担当者に言われてしまいました。他の皆さんは無事出口から生還しました。
この様子は次の順番を待っている人たちにも訓練室内部の様子がカメラで映っていたため私が入口から出てきたときは、拍手と笑いに包まれました。このように、頭で分かっていても実際に行動するのとは大きく違います。

緑内障は、視神経が傷つき、見える範囲がだんだん狭くなる眼病です。
自覚症状が少ないため、検診での早期発見が大切です。
対象:大田区在住の45歳、50歳、55歳、60歳の方(平成20年3月31日時の年齢)
実施期間:平成19年11月1日から平成20年1月31日(休診日を除く)
検診内容:問診、視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査(眼底検査を含む)、前房隅角検査、眼底カメラ撮影
当院での受診方法:大田区から対象の方に、生活習慣病基礎健診のご案内と一緒に緑内障健診案内を郵送します。
予約制となっておりまして、窓口までお越しいただき直接お申し込みとなります。
受診の際は、同封の検診案内または保険証等をお持ちください。
予定数に達し次第、終了します。
注意事項:検査の種類によっては、薬で瞳孔(ひとみ)を開いて行う場合があります。
自転車、自動車の運転による来院は事故防止のためご遠慮ください。
当院での緑内障検診の受付時間:
診療の都合上、
午前 11:00 午後 16:00
までに受付を済ませていただけますよう、お願い申し上げます。
緑内障検診のお問い合わせ先
大田区保健福祉部計画調整課
電話:03-5744-1265 |
- 外来医師担当は変更になる場合がございます。また、緊急処置・手術等により休診となる場合がございますのでご了承ください。
受付時間 午前 8:00〜16:30
診察時間 午前 9:00〜 午後 14:00〜
- 診療科によって受付・診察時間が異なる場合があります。詳細はお電話にてお問い合わせください。
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面会時間について |
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平日:15:00〜20:00
休日:11:00〜20:00
他の患者さまに迷惑のかからぬよう、面会時間をお守り下さい。
尚、玄関駐輪場は来院患者さま専用ですので、ご用のない方は
ご遠慮くださいますようお願い致します。
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