2007年3月号

この広報誌は、田園調布中央病院と患者さまが一体となって、病気やけがと闘うために
少しでもお役に立てるよう、スタッフ一同が心をこめて皆さまへお送りする情報誌です。

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トピック

内科医師  猪井 美子


皆様がよく目にするピンクリボンは、乳癌の早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるためのシンボルマークです。女性の8人に1人が乳癌を患うと言われているアメリカで1980年代から盛んになった市民運動の思いを表わしているものです。

日本では乳癌の発症率が上昇しており、現在は30人に1人の割合、つまり35000人が乳癌に罹患しており、死亡率も約30%(10000人)に達します。そして癌の種類別死亡者数の30歳代から60歳代では第1位となっています。女性乳癌死亡数は50年間で7.5倍に増加しました。現在の癌発生数の第1位は胃癌ですが、2015年には乳癌が1位になると予想されています。このような増加の原因として、食生活(食事の洋風化)やライフスタイルの変化(高齢での結婚や出産、妊娠)がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌に影響しているためと考えられています。

2000年より全国各市町村で50歳以上に2年に1度のマンモグラフィー併用検診が取り入れられ、2004年には対象年齢を40歳以上に引き下げ、マンモグラフィーと視触診の併用検診となりました。大田区でも区内在住、40歳以上の偶数年齢の女性にマンモグラフィー併用検診を行っています。マンモグラフィーについては当院HPの『マンモグラフィーのすすめ』をご参照ください。

自治体が行う乳がん検診は上記にも示しましたように2年に1度の割合で行うものです。それ以外は月に1回の自己チェックを行うことも大切です。自己チェックは普段と違う乳房の変化に気づくことができます。自己チェックの適当な時期は生理が終わってから4〜5日。これはマンモグラフィーの痛みの少ない時期と同じです。閉経後の方は毎月、日を決めて行うのが良いでしょう。

お風呂やシャワーの時、石鹸がついた手で触れます。そして、右の胸を触れる時は左の手で行います。4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れ、「の」の字を書くように指を動かします。この時、しこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、脇の下から乳首までまんべんなくチェックします。
次に乳房や乳首をしぼるようにして乳頭からの分泌物がないかを調べます。
さらに、鏡の前でのチェックも必要です。腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変化がないか、乳首のへこみ、湿疹がないかを調べます。
次に、腕を腰に当ててしこりやくぼみがないかを観察します。胸の大きい人は寝た姿勢でのチェックが効果的です。片方の腕を上げたり下げたりしながら反対側の乳房を触れてください。

自己検診をしたら見逃してはいけないサインを挙げておきます。

  1. しこり ・・・ かたいものは注意!
  2. くぼみ ・・・ つまんでくぼみができないか
  3. ただれ ・・・ 乳頭のただれやかさぶたを繰り返していないか
  4. 皮膚の変化 ・・・ 赤く腫れたりざらついたりしていないか
  5. 分泌物 ・・・ 乳頭から血液混じりの分泌がないか
  6. 脇の下のしこり
  7. 痛み ・・・ 月経周期と関係ない痛みが続かないか
但し、異常があるからといって必ずしも乳癌とは限りません。
もしも異常に気づいたらすぐに受診をしてください。
乳癌は早期発見が重要で、2cm以内のしこりであれば予後が良いと されています。
自己検診で大切なあなたの乳房を守りましょう!

 


トピック 

4階病棟看護師  原口 裕子


☆糖尿病について☆

近年、食生活の欧米化により生活習慣病が増えてきています。
糖尿病もそのなかの一つで放置しておくとさまざまな合併症を引き起こす怖い病気です。
怖いといってもきちんとした生活習慣や正しい食生活と上手につきあっていくことで、病気の悪化を防ぎ、健康な方と同じ生活を送ることも可能です。

 

☆治療について☆
一般的に言われているものは、
食事療法、運動療法、薬物療法です。

薬物療法には、経口血糖降下剤やインスリン療法があります
インスリンとは、膵臓から分泌されるホルモンの一種で血糖値を下げる効果があります。

当病院では、糖尿病と診断された方に対し医師の指示のもと教育入院を推進しています。
入院期間は約2週間です。その中で、一般的な病気の知識や日常生活の注意事項などの教育、管理栄養士による栄養指導、また自己血糖測定、インスリンの自己注射の方法など看護師が丁寧に指導いたします。

また動脈硬化の有無や合併症がないかなど超音波検査・採血・尿・全身の検査も行います。
栄養指導のついては、初回の栄養指導の後、試験外泊を行い自宅での食生活をメモに残してもらい再度栄養指導を受けていただいています。
是非この病を放置せず真剣に向き合うきっかけとなるお手伝いができたらと思っております。


 


接種日・時間:接種日・時間:月・火・水・金曜日  午後2時〜4時
金 額:
13歳未満    1回2,625円 (消費税込み)
13歳以上    1回3,675円 (消費税込み)

  • 詳しくは小児科外来までお問い合わせ下さい。
  • 予防接種毎に、予診票にチェック、体温計測し、同意書にサイン、受診が必要です。
  • 乳・幼学童=2回接種、成人=1〜2回接種です。(接種間隔=2〜4週間隔)


  • 外来医師担当は変更になる場合がございます。また、緊急処置・手術等により休診となる場合がございますのでご了承ください。
    受付時間 午前  8:00〜16:30
    診察時間 午前  9:00〜   午後  14:00〜

  • 診療科によって受付・診察時間が異なる場合があります。詳細はお電話にてお問い合わせください。
面会時間について

平日:15:00〜20:00  休日:11:00〜20:00

他の患者さまに迷惑のかからぬよう、面会時間をお守り下さい。
尚、玄関駐輪場は来院患者さま専用ですので、ご用のない方は
ご遠慮くださいますようお願い致します。

  
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