2005年 11月号

⇒バックナンバーはこちらです。

この広報誌は、田園調布中央病院と患者さまが一体となって、病気やけがと闘うために
少しでもお役に立てるよう、スタッフ一同が心をこめて皆さまへお送りする情報誌です。

携帯サイトができました! 携帯電話でもぜひご利用下さい。
  http://www.tmg.or.jp/denencyofu/i/



トピック

 院長  成瀬 博昭


ご機嫌よろしゅうございます。
10月より院長に就任いたしました 成瀬 博昭 と申します。
昭和58年に昭和大学を卒業。国立生理学研究所で胸腺、肺癌の研究後、呼吸器外科を専攻してまいりました。前任の福島院長とは大学の同期であります。

肺癌は癌死の中で第1位を占めるようになり、けっして稀な病気ではありません。早期発見が欠かせません。当院では、CTによる肺癌検診を開始します。採血による腫瘍マーカーや、痰の検査も適宜追加することで肺癌を早期に発見すべく努力を行ってまいります。外科的切除では、胸腔鏡というビデオカメラを使う手技が発達し、小さな傷で、最小限の手術侵襲できちっとした治癒切除が可能となってきました。

術後の生活の質を考えた治療法です。また、外科的治療が困難な患者さまにはRFA(ラジオ波焼灼術)といった最先端の治療も行っております。20年前に国を挙げての禁煙政策を行った米国では、肺癌が減少傾向となっています。僕は禁煙外来にも力を入れていきたいと考えています。

今、マスコミを賑わせているアスベストによる悪性胸膜中皮腫、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)なども専門外来として行ってまいります。遠慮なくお声をかけてください。

医療とは、患者さま、家族、医療スタッフの共同作業であるという原点に戻ります。
医療現場では患者さまの立場や都合が最優先されるべきであり、患者さまのニーズに応える医療を、また、地域の先生方との連携を元に、地域に根ざした医療を目指します。

思いやりのある、安全で確かな、正しい医療をこれまでにも増して行っていく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。


トピック 

リハビリテーション科


生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙などの生活習慣がその発症、進行に関与する疾患群をいいます。代表的疾患として、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満などが挙げられます。

これらをもとに引き起こされる循環器病(虚血性心疾患・脳卒中など)の予防の為には、適度な運動が必要です。どのような運動が良いのでしょうか?

高 血 圧・・・ 歩き・ランニング・水中歩行などをできるだけ毎日、30分以上行います。

高脂血症・・・ 早歩き・水泳・水中歩行・サイクリング・ラジオ体操太極拳などの有酸素運動を30分なら毎日、60分なら週3回以上行います。

糖 尿 病・・・ 早歩き(1日1万歩)・水泳・水中歩行などの有酸素運動と、 軽い負荷の筋力トレーニングを毎日か、少なくとも週3回 以上。1回15〜30分、1日2回行います。

肥  満・・・ 歩き(1日7千歩から1万歩)・水泳・サイクリング・自転車エルゴメーターと軽い負荷の筋力トレーニングを毎日から1日おきで10〜30分を目安に60分以内で行います。


しかし、やみくもに運動だけで治そうとすることは危険です。疾患の程度により運動が危険な場合もあります。運動により改善が期待されるのかどうかの判断、また運動の種類・強さなどを決めるのは医師などの専門家に行ってもらいましょう。

また、運動によって検査の値が改善したから、もう大丈夫、というものではありません。あくまで検査値改善を短期目標に食事療法などと併用しながら、運動の総合的な健康効果を期待して続けることが大事なのです。

これらの疾患と診断されなくても、いわゆる生活習慣病予備軍と言われた人も、その段階から生活習慣の見直しを行いましょう。予備軍は内臓脂肪の蓄積(よく使われるのはウエストの周囲径です。男性は85p以上、女性は90p以上といわれています。)を基準に、コレステロール値や血圧値、血糖値などを合わせて判断を行います。この場合も内臓脂肪の改善を目標として先に挙げた運動を行うと良いでしょう。

もちろんその際も専門家の判断を受けて、運動だけでなく食事慮法などと合わせて生活習慣全体の見直しを行うことが大切です。


面会時間について

平日:15:00〜20:00
休日:11:00〜20:00

他の患者さまに迷惑のかからぬよう、面会時間をお守り下さい。尚、玄関駐輪場は来院患者さま専用ですのでご用のない方はご遠慮下さいますようお願い致します。

  
HOME