2005年 9月号

⇒バックナンバーはこちらです。

この広報誌は、田園調布中央病院と患者さまが一体となって、病気やけがと闘うために
少しでもお役に立てるよう、スタッフ一同が心をこめて皆さまへお送りする情報誌です。

携帯サイトができました! 携帯電話でもぜひご利用下さい。
  http://www.tmg.or.jp/denencyofu/i/



トピック

放射線科


○ 内臓脂肪とは

内臓の周りについている脂肪のことをいいます。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、中性脂肪やコレステロール、血糖値などが高くなり、さまざまな生活習慣病に発展しやすくなります。中年男性に多く見られる“太鼓腹”(リンゴ型肥満)は内臓脂肪がたまっている可能性が高いです。皮下脂肪に比べてたまりやすいが、分解されやすいのも特徴です。内臓脂肪の状態をきちんと調べるためにはCTスキャン検査が必要です。

○内臓脂肪型肥満の定義

日本肥満学会ではBMI 25以上を肥満と判定し、その中で肥満による健康障害を合併するか、合併が予測される場合で医学的に減量を要する病態を肥満症と定義しています。画像上の面積を計算すると、実際の断面積が表示されます。内臓脂肪面積が100平方cm以上を内臓脂肪型肥満と定義しています。具体的にはハイリスク肥満である内臓脂肪型肥満のことであり、CTでへそ断面V/S比(内臓脂肪/皮下脂肪)0.4以上、内臓脂肪面積が100cu以上であれば健康障害の有無に関わらず内臓脂肪型肥満とする診断基準が確立されています。

○内臓脂肪型肥満を疑う場合

  1. 男性で腹囲85cm以上、女性で90cm以上の場合
  2. お腹が出ているのに、皮下脂肪を少ししかつまむことが出来ない(横になってお腹をたるませないで調べます)
  3. 血中のコレステロール、中性脂肪、尿酸、血糖値など、あるいは血圧が高めである
  4. 中年以降であり、リンゴ型(上半身肥満)の体形である

以上のうち、一つあるいはそれ以上の項目があてはまる人は内臓脂肪型肥満の可能性が高く、検査をした方が良いでしょう。閉経後、女性ホルモンの分泌が減少してくると、女性でも内臓脂肪型肥満が増えてきますので、注意が必要です。

*詳しくはお電話にてお問い合わせください。

臍部付近の脂肪のみの3D画像




トピック 


(猫ひっかき病、トキソプラズマ症、トキソカラ症、オウム病)

小児科部長   岡   秀


最近、日本のペットブームに伴い、動物由来感染症が注目され、一般国民の愛玩ペット類からの家族感染に対する不安、認識度が高まってきました。

特に、家畜の犬、猫、小鳥などからの動物由来感染症の健康被害の増加が問題化され家庭の話題になってきました。

ペットからの動物由来感染症の内、特に、取り上げられたのは、次の病気です。トキソカラ症(犬猫寄生回虫症)、バルトネラ症(猫ひっかき症)、トキソプラズマ症、オウム病クラミジア(オウムインコ類など愛玩鳥からの感染)など、日頃少しでもペットと共に生活したり、舐められたり、ひっかかれたり、咬まれたり、猫ノミが寄生したり、ペットが病気気味など、ペットからの感染例が見られています。若しも、家族感染健康被害がご心配の方々は是非、小児科・内科外来までご相談下さい。勿論、最近の感染接触機会があった方、また過去に心配がある方も結構です。特に最近では重症化症例が見られているのです。

日頃の臨床診断、治療の一助になるため、夫々の免疫抗体検査を専門機関に依頼し実施しております。検体は血液です。通常1回ですが、検査結果、病気の経過、検査成績では必要性に応じ追加されることがあります。(採血液は=0.5ml=検査無料、確認検査は別です)

これらの事業は、厚生労働科学研究の一環として、東京都医療協力機関に当院が指定されています。
どうぞこの機会にご遠慮なくご申し出下さい。


面会時間について

平日:15:00〜20:00
休日:11:00〜20:00

他の患者さまに迷惑のかからぬよう、面会時間をお守り下さい。尚、玄関駐輪場は来院患者さま専用ですのでご用のない方はご遠慮下さいますようお願い致します。

  
HOME