| 今冬のインフルエンザは、A型、B型、新型が狙うか?
この夏は記録的な猛暑の連続、豪雨、台風に見舞われ異常気象でした。またまた、今度は寒い冬が近づき、インフルエンザ流行のシーズンがやってきます。インフルエンザは感染症の王様で、インフルエンザウイルスは空気感染のため感染力が極めて強く短期間に広がり世界的な流行になります。
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昨シーズンの世界的なインフルエンザ・サーベイランスWHOのまとめでは、インフルエンザA/H3N2香港型が大部分で、主に中央、東ヨーロッパ、イタリア、日本、カナダ、米国の地域で流行が見られました。
(別表参照) |
新型A/H5N1型(高病原性鳥インフルエンザ)による家禽類=鶏など、鳥インフルエンザの集団発生が日本(山口、京都、九州など)ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、中国、韓国などに発生し、今季すでにベトナム、タイにおいて、鳥インフルエンザのヒト感染が確認されています。若し、鳥インフルエンザウイルスの遺伝子抗原突然変異(強毒株)が見られますと、世界的な大流行が起こる危険性が心配されています。尚、昨シーズンのインフルエンザA/H1N1ソ連型、B型は散発的で終わりましたが、インフルエンザウイルスは地球上に最も広く分布する人畜共通感染症なのです。
ワクチン予防接種をすべき人は?
- 小児(生後6ヶ月〜)受験児、高齢者(65歳〜)施設入居者、気管支喘息など呼吸器疾患、慢性心不全、代謝性疾患(糖尿病を含む)、免疫不全、腎不全など基礎疾患を有する成人および小児
- 医療施設の医師、看護師、医療施設従業者、老人施設従業者、在宅看護従事者など
- 社会公共施設の従事者(警察、救急消防、交通、幼保育教育関係など)
- その他、ご家族の方・妊婦(6ヶ月以上)の方も予防接種を勧めます。
ワクチン接種と注意点
- 流行前10〜12月中旬までに2回接種が基本です。
- 接種間隔は2〜4週間です。接種副反応は殆ど心配ありません。
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(註):今シーズンワクチン製造量は、1807万本(昨年実績の23.5%増)
13歳以上は1回接種とされていますが、医師とよく相談の上2回接種を勧めます。 |