バックナンバー

この広報誌は、田園調布中央病院と患者さまが一体となって、病気やけがと闘うために
少しでもお役に立てるよう、スタッフ一同が心をこめて皆さまへお送りする情報誌です。

携帯サイトができました! 携帯電話でもぜひご利用下さい。
  http://www.tmg.or.jp/denencyofu/i/



トピック

総 務 課


今年の夏は本当に、本当に暑い日が続いております。外にいるだけで強い陽射しと高い温度にクラクラしてしまいます。こんなときに最も気をつけたいことが「熱中症」です。

「熱中症」とは、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病・日射病などの総称で、気温が高かったり激しい運動をしたことにより、体温を調整する機能が支障をきたし、体温が上昇してしまう状態を言います。体温上昇、発刊停止、また虚脱、けいれん、精神錯乱、昏睡などを起こし、生命の危険を伴うこともあります。

熱中症になる仕組みをしっかり理解し、予防策、又熱中症になってしまったときの対処法をしっかりと身につけ、暑い夏を乗り切りましょう。

熱中症になる仕組み
 熱中症は、体温を調整する機能がコントロールを失い、体温が上昇してしまう機能障害です。
 まず、体温調節のメカニズムを見てみましょう。

皮膚の表面から空気中へ熱を放出する
汗をかき、その汗が蒸発するときに熱を奪う働きを利用する

 体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱を放出しやすく、体温の上昇を抑えることができます。また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができます。

 しかし、体温より気温が高くなると、空気中への熱の放出がしにくくなります。よって体温調節は発汗だけに頼ることになりますが、気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になると、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなってしまいます。そのため、発汗による体温調節すらできなくなってしまいます。
 
また、体温が37℃を超えると皮膚の血管が拡張し、皮膚の血液量を増やして熱を放出しようとします。しかし、このとき体温がさらに上昇し、発汗などによって体の水分量が極端に減ると、今度は心臓や脳を守るために血管が収縮しはじめ、熱の放出ができなくなってしまいます。

 熱中症は炎天下ばかりでなく、室内で静かにすごしていても起こり得ます。また夏だけでなく、激しいスポーツや重労働でも要注意です。室内だからといって油断せず、蒸し暑く感じたら、熱中症予防に心がけましょう。

熱中症になりやすい人・状況

  • 暑さに弱い
  • 体力が低い
  • 暑さに慣れていない
  • 以前、熱中症になったことがある
  • 持久力が低い
  • 肥満

状  況

  • 前日に比べ、急に温度が上がった
  • 梅雨明け直後
  • 湿度が高い
  • アスファルトやコンクリート、砂地
  • 急に激しい運動をした
  • 疲労がたまっている


トピック 

続き


熱中症にならないための注意

○体調を整える
 睡眠不足は禁物です。きちんと睡眠をとりましょう。また、ビタミン・ミネラル不足も良くありません。暑くてもしっかり食事をとるようにしましょう。
 何よりも体調がすぐれない時は、暑い日中の外出や運動は控えることが大切です。

○服装に気をつける
 通気性、吸湿性の良い服を着るようにしましょう。外出の際は帽子や日傘で直射日光を避けましょう。
 冷房の効いた室内と暑い室外では温度差が激しいので、ひざ掛けやカーディガンなどで温度差を和らげましょう。

○水分補給
 のどが渇いたと感じたときには、すでに水分不足。のどの渇きを感じる前にしっかり水分補給をしましょう。また炎天下で運動するときには、時間を決めて定期的に飲み物を飲むようにしましょう。

また、体力の少ない子供やお年寄りは熱中症にかかりやすいため、十分注意が必要です。
レジャーやスポーツに出かける際は、タオル・水筒・日差しよけ(パラソルなど)を持参するとよいでしょう。


熱中症になってしまったら
○からだを冷やす
 日陰や、クーラーのきいた涼しいところへ移動する。
 冷たい水で冷やしたタオルなどをからだにあてる。
 団扇や扇風機などで風を送る。
○水分を補給する
汗をかくことによって塩分も失われています。水分を少しずつ、何回にも分けてたくさん摂りましょう。あればスポーツドリンクのようなものが良いでしょう。
衣服をゆるめて、ゆっくり休むことも大事です。

ここまではあくまで軽い熱中症に対する対処法ですが、意識がはっきりしない、意識がないときはすぐに救急車を呼んで病院で手当てを受けましょう。また注意したいのは、意識がはっきりしていないときには水分補給は絶対にしないことです。

熱中症が危険なのは、自分ではあまり気付きにくいところです。「ちょっと体調が悪い…かな」程度に思っているうちに、どんどん症状が悪化してしまうこともあるからです。炎天下や蒸し暑い場所に長時間いるときは、周りの人同士で気をつけ合うことが何よりも大切です。



面会時間について

平日:15:00〜20:00
休日:11:00〜20:00

他の患者さまに迷惑のかからぬよう、面会時間をお守り下さい。尚、玄関駐輪場は来院患者さま専用ですのでご用のない方はご遠慮下さいますようお願い致します。

  
HOME